生え際の後退を止める根本対策 20代の内にハゲを治す秘訣

生え際の後退はAGAの典型的な例でふつうの対策では治すのは困難です。 たとえ20代という若い内でも遺伝的な要素が強いので薬を使っても治せるかはどうかは わからないのが現状です。それなら確実性が高い方法を早い内にやっておいたほうが 色んな意味で良いと思います。植毛は最初は高くつきますが長い目で見ると そっちのほうが断然有利だということなどをお伝えしていきます。

ノコギリヤシだけで生え際の改善は難しい|考え方はプロペシアと同じ

ノコギリヤシは主にメキシコに自生している植物ですが
それが健康にいいことがいろいろわかってきたので
いまではかなり有名なものになっていますね。

育毛的にも良いことが近年わかったので
おそらく最も有名な育毛天然成分かと思われます。

ノコギリヤシが育毛にいいといわれる理由は
プロペシアと同じ効能があるとされているからです。

プロペシアの主成分であるフィナステリドには
5αリダクターゼという酵素の働きを弱める効果があります。

それによりテストステロンとの結びつきを阻止して
薄毛を促進させるジヒドロテストステロンの数を減らし
AGAの進行を根本的に予防するという仕組みです。

ノコギリヤシにも同じ5α還元酵素の働きを
弱める効能があることがわかったので
一気に注目度が急上昇したのです。

しかもノコギリヤシはフィナステリドではできない
1型の5αリダクターゼの働きも
弱めることができるといわれています。

5α還元酵素には1型と2型がありますが、
フィナステリドは2型しか抑制できないのに対し、
ノコギリヤシは両方を抑制できるのです。

しかし、医薬品と天然成分は比較すると
前者の方が効果が高いものなので
過度な期待はもたないほうがいいです。

生え際の髪を生やしたいとなるとなおさらそうですね。

その点はプロペシアと同じ考え方になります。

生え際、いわゆる前頭部は男性ホルモンの影響が強く
血行も非常に悪くなりやすく薄毛要因が集結している
とてつもなくやっかいな部分です。

ということでDHTの産生抑制はもちろんのこと、
血行をよくするため全身の健康を気遣い、
良質なシャンプーを使って頭皮環境の保全もしないといけず
それなりの努力が必要になってきます。

ノコギリヤシも全く無意味なものではないですが、
効果が限定的でしかも作用の仕方が薬より緩やかなので
効果を実感するにはだいぶ時間も要します。

ということでノコギリヤシだけで生え際の脱毛を改善し
おでこのラインを前進させることは基本的に
できないと思っておいたほうがいいです。

あくまでノコギリヤシは育毛対策の1つであり、
他の対策(成分)と組み合わせて
相乗効果を狙うものと認識しておいてください。

仮に医薬品並の強力な効果を有してるとしても、
男性ホルモンの抑制だけでは髪はなかなか増えないので
どちらにしろ単体では限界があります。

あと脱毛酵素(5αリダクターゼ)を抑制する
天然成分はノコギリヤシだけではないのはご存知でしょうか?

複数の酵素抑制成分を組み合わせたほうが
当然効果は高まるので1つの成分に固執しないほうがいいですね。

ノコギリヤシより優れていると判明した成分もあるので
ワンパターンではもったいないですね。


⇒その点に関してはこちの記事も参考に

亜鉛は男性ホルモンを抑制するのか、それとも増やすのかどっち?

亜鉛は男性ホルモンを抑制亜鉛は人体になくてはならない成分の1つです。

五大栄養素でいうミネラルの一種で
体内に存在する300以上の酵素の働きに
関与しているといわれているすごい物質です。

亜鉛がなくては生命が維持できないほどです。

髪にもいいとよく言われるようになってきたので
薄毛に悩む方の間でもすごく有名です。

ただひとつ気になる情報もあります。

亜鉛はテストステロンの原料にもなっているから、
結果的に薄毛を促進させることになるのでは?
という指摘です。

たしかに亜鉛は男性ホルモンの生成にも関わっており、
テストステロンはAGAの原因であるDHT、
ジヒドロテストステロンの前駆物質なので、
一見二段論法が成立しているように感じます。

でもその指摘は間違いとなります。

たしかにDHTはテストステロンがないとできませんが、
亜鉛はDHTの働きを抑制する作用もあるのです。

正確にはテストステロンをDHTに変えてしまう
5αリダクターゼという酵素の働きを阻害します。

1型と2型どちらを抑制するかははっきりとはわかりませんが、
フィナステリドと違って天然成分であることから
どちらのタイプにも対応している可能性はあります。

また、テストステロンが減少すると
それを補うためにDHTの量が増えるといわれてるので
根本的な問題を防止することにもなる可能性もあります。

DHTはテストステロンより受容体と結びつきやすい性質がありますが、
それはホルモンの作用をより発揮するため、
元々体に備わっている能力でもあるんです。

テストステロンがしっかり分泌されていれば
ジヒドロテストステロンを無理に増やさなくても良い、
というメカニズムが発動する可能性があるというわけです。

他にも亜鉛は育毛と深い関係があるタンパク質の一種、
IGF-1(インシュリン用成長因子)が壊れるのを防いだり、
髪の毛を構成するタンパク質のケラチンの合成に関わってたりするので
摂取しない理由はありません。


現代人はファーストフードや加工食品などに頼りがちなせいか
体に必要な栄養素が慢性的に不足しているという指摘が
何十年も前から囁かれています。

亜鉛も昔から摂取量が不足してるって言われてますが、
それも薄毛者を増やした原因である可能性があります。

ただ亜鉛の摂取量を増やせば薄毛が直るという話でもありません。

あくまで亜鉛不足は不健康要因の1つだということです。


亜鉛はいろいろな食品に含まれていますので
極端に不足することはあまりないと思われますが
必要とされる11mg前後の摂取は確かに難しいです。

てことでなかなか摂取が困難なものに関しては
サプリメントを活用してもいいと思います。

サプリに頼るのではなく補助という目的を意識して
正しく使用するぶんには全く問題ありません。

むしろその方が育毛の根本対策に繋がるので
逸早く髪を生やしたい方は利用してみましょう。

ただ注意点は亜鉛専用のものではなく
亜鉛も含まれたAGA対策特化サプリを選ばないといけません。

そうでないと男性ホルモンの抑制作用が弱いので
生え際は特に復活が遅くなってしまいます。


⇒もっとも理想的なAGA対策用サプリを紹介します

⇒成分の話の続き:ノコギリヤシについて


男性ホルモンを抑制するとっておきの成分|ノコギリヤシより強力

髪の細くなってきたりボリュームが減ったり
前髪の伸びが悪くなってくる薄毛症状は
ほとんどの場合男性ホルモンが原因となります。

男性ホルモンとはDHTと呼ばれる悪玉化したもので、
それが頭頂部と前頭部に限って髪に悪さをしだします。

よって男性型脱毛症を克服するためには
その悪性化したホルモンの量を減らす必要があります。

それこそが基本にして最も大事なことになります。

DHT=ジヒドロテストステロンの分泌量を減らすには、
基本的にはプロペシアなどに含まれる
フィナステリドという薬を服用することになります。

その薬は元々前立腺肥大症という病気の治療の為に
開発されたものですがAGAと原因物質が同じなため
育毛薬として世に浸透していきました。

今では薄毛でなくても知名度が高い薬となっています。

ところが前頭部の場合は特にそうですが、
フィナステリドだけでは十分な対策にはなりません。

人により効果に違いは出てきますが、
プロペシアなどを長年服用しているのに
改善の兆しすら見えないという方が多いのです。

それは男性ホルモンを十分に抑制しきれてないことが一因です。

薬は確かに効果が高いように作られていますが、
完全にDHTの生成を押さえ込めるわけではありません。

そのため他の成分も一緒に摂取することで
さらにホルモン抑制を押し進める必要があります。

サプリはそれを行う事が主な役目となるんですね。

栄養補助食品という位置づけなので
ビタミンやアミノ酸を補給するものという
イメージが強いかもしれません。

たしかにそれも間違いではないですが
AGA対策的には男性ホルモンの抑制が主な使用目的です。

しかし巷にある育毛サプリメントといわれるものは
ほとんど効果的にDHTの抑制ができないのです。

なぜなら成分が少ない上にワンパターンだからです。

男性ホルモンを抑える効能があると
昔から注目度が高い成分にノコギリヤシがあります。

おそらくそれが一番有名な天然成分かと思われますが
現状の製品はそればかりに頼っている傾向があります。

成分は同じでも人それぞれホルモン量は違いますし
体質的に効きやすい・効きにくいということもあるので
本当はいろんな成分を配合すべきなのです。

でもコストを安く済ますためか、
ノコギリヤシとか亜鉛とかが中心となっており
他の成分はさっぱり登場してきません。

せいぜいあってもフィーバーフューあたりです。

本気でAGA対策を意識したサプリを作るなら
最低限ノコギリヤシより強力な効果が認められたものを
配合すべきだと思います。

ですがあまりメジャーじゃないせいなのかわかりませんが
その成分はごく一部の製品にしか配合されていません。


本気で前頭部から髪を生やしたい・増やしたい・太くしたいなら…

⇒このくらい気合のいれたサプリでないとダメです

育毛サプリと成分についてカテゴリに書いた記事アーカイブ

  1. m字ハゲを植毛で治す!私がヨコ美クリニックを選んだ理由
  2. 男性ホルモンを減らす最も理想的なサプリメント「リバイブヘアーex」
  3. 生え際の発毛を促すサプリメントに絶対欠かせないポイントとは?
  4. opcは血管強化や優れた抗酸化能力を持つ成分|発毛を後押し!
  5. イチョウ葉が髪にもたらす恩恵|血流促進に加え細胞の増殖にも寄与
  6. フィーバーフューはなぜ発毛に貢献?薄毛を予防する仕組みに関係か
  7. プエラリアミリフィカでホルモンバランスを整え育毛に拍車をかける
  8. エルカンプーレの驚くべき効果|薄毛酵素の抑制だけじゃない
  9. シルクアミノ酸はなぜ育毛に良いのか|髪にいい栄養素の宝庫である
  10. サプリを飲むのはちゃんとした意味がある|発毛の近道となります
  11. 髪に良いサプリといっても何種類が妥当?|飲み過ぎは良くないです
  12. ノコギリヤシだけで生え際の改善は難しい|考え方はプロペシアと同じ
  13. 亜鉛は男性ホルモンを抑制するのか、それとも増やすのかどっち?
  14. 男性ホルモンを抑制するとっておきの成分|ノコギリヤシより強力
  15. 育毛サロンは全くもっと意味なし|発毛どころかお金が減るだけ
  16. 生え際に効果がある育毛剤は少なくとも市販品の中にはありません
  17. ミノキシジルを塗っても前髪が復活しにくい根本的な理由とは?
  18. 前頭部の薄毛にプロペシアは効くのか|無意味ではありません
  19. 薄毛のdnaを受け継ぐと?|父親がハゲてても関係ありません
  20. 前頭部と頭頂部の薄毛を併発している時も治し方は基本的に同じです
  21. 本当にm字ハゲは治るのか|髪を生やす為に必要な3つのポイント
  22. 同じ若はげでも生え際が後退するタイプはかなり深刻な体質です
  23. 頭皮の皮脂分泌量が多い3つの原因|薄毛の人はとくに脂っぽい
  24. でこが広くなった主原因をご存知?|生え際に猛威を振るうAGA
  25. 頭皮マッサージのやりすぎは逆効果|髪が生えなくなる恐れが出る
  26. トリートメントはハゲる可能性がある|頭皮に負担をかける成分が...
  27. 市販シャンプーは抜け毛を増やしかねません●安全性は最悪です
  28. シャンプーは生え際の薄毛改善に貢献するかしないか⇒その答えは?
  29. 目の酷使は髪の成長を妨げる|剃り込み部分がハゲる意外な原因
  30. 活性酸素が髪の毛に与える影響|抗酸化も大事な薄毛対策になります
  31. タバコは髪に多大な悪影響を与える|育毛と関係ないはずがありません
  32. ストレスも発毛を阻む大きな要素です!|慢性的な血行不良を起こす
  33. 帽子は薄毛を隠すのに便利だが悪化させる原因もはらんでいます
  34. 前頭部は血行が最も悪い場所|髪が生えない大きな原因のひとつ!
  35. 抜け毛の根元は細いですか?はげる危険な予兆を察知しましょう
  36. あなたの生え際が後退しだした理由とは?|3つに大別できます