髪の毛が減ったとか抜け毛が増えたとか
ボリュームが減ったとか頭皮が透けてきたとか
そのような類の話になると必ず出てくるのがシャンプーです。
シャンプーは何十年も前から庶民が使う代表的なケア用品であり
生活必需品といっても過言ではありません。
そして髪と直接結びつくグッズであり、
清潔感を保つために使われるものですから、
連想すること自体は至極当然の事だといえます。
不潔と衰退はセットで考えられるものであるため、
綺麗にしないと髪が減るという意識が
誰に教わるわけでもなく本能的に直感してるのだと思われます。
しかし、髪の毛の健康はシャンプーによって
大きく左右されるものではないので注意しましょう。
ましてや発毛効果などほぼ0なので勘違いしてはいけません。
そもそも洗髪する意味を理解していない人が多すぎるので、
ここで今一度再確認してほしいと思います。
シャンプーとは髪を生やすものではなく、
髪を生やしやすくするための環境を整えるものです。
よくいわれる頭皮環境を改善する、ということです。
シャンプーはあくまで頭皮専用ではありますが
洗浄剤に属するグッズなのでそれ以上のことは
ほとんどできないのです。
最近は多彩な種類が発売され、
中には発毛とか育毛を関した製品もありますが、
それらも正確にいうと「発毛(育毛)に繋げるシャンプー」です。
動物や希少な植物の油とかを配合したり、
ナノテクを盛り込んだ手の込んだものも出てきてますが、
それらもシャンプーであることは変わりないので
洗浄剤の域を脱してるわけではないのです。
近所のスーパーや薬局で売ってるようなシャンプーは
洗浄剤自体が強力すぎて頭皮に負担をかけるものなので、
育毛のことを考えられたシャンプーに変えることは重要ですが、
それだけで髪が復活することはまずありえません。
シャンプーは育毛対策の1ステップに過ぎません。
しかも一番はじめの基本となる部分です。
アミノ酸系などと謳われる頭皮に優しいシャンプーを使って
程よく汚れを洗い流した後が重要になります。
そのあと何をするのかはご存知の通り、育毛剤を塗布することですね。
余計な汚れが頭皮に残っていると育毛剤の浸透率が悪くなります。
かといって洗いすぎても返って脂の分泌が増えて
ベタつきや炎症のリスクも上げてしまいますので、
シャンプーは夜の1回だけで十分です。
もちろん時々サロンにいって根こそぎ取るようなことも必要ありません。
育毛剤も市販品ではなく成分が数多く
配合されているものを選ぶのがいいでしょう。
その方が1つ1つの効力が弱くても
お互いを補うことができるので効果が増してくるからです。
→成分数が最も多い育毛剤