頭皮が汚いと抜け毛が増える恐れがあるので程よく洗う

毛穴に脂がつまっていると
抜け毛が増えるといわれますが
実際そんなことはありません。

皮脂自体が髪の成長を阻害する
働きはないからです。



でも洗髪の手を抜いたり、
逆に洗いすぎたりして
常に皮脂でギトギトな状態は
おせじにもいいとはいえません。

下手すると脂漏性皮膚炎を
発症してしまいます。

皮膚に住むカビの一種が
皮脂を分解して脂肪酸を出し、
皮膚に炎症をもたらすのです。

大きなフケがでたり、
毛穴にべっとりフケがたまってたら
急激に抜け毛が増える危険性があります。



そのひこう性脱毛症にならないためには
3日か4日に1回頭を洗い、
油物ばかり食べないようにします。

あと帽子を長時間かぶらないように。


皮脂は頭皮を守るために絶対必要なのですが、
多すぎてもダメな事を覚えておきましょう。

ふけがひどい場合は皮膚科で
ケトコナゾールを処方してもらいましょう。

(病院が面倒なら育毛剤でもケアができます。)

髪型に注意しないと分け目が薄くなることがある

普段の生活ではそんな頻繁に
髪型を変えないと思います。

イメチェンするとなると
時間もお金もかかるので
年をとってくると
だんだん億劫になってきます・・・。

でも分け目を変えるだけでも良いので
ちょっとした変化を付けたほうが良いです。


なぜかというと同じ箇所に
いつも物理的に負担をかけてしまい、
その部分から薄くなる危険性があるからです。

いつも同じ場所を縛ってる人も
たまには解いたり場所を変えましょう。


毛は抜くと細胞が痛むので
抜いてはいけませんが、
同じ負担をかけ続けるというのは
それと似たようなことをしていると思います。

実際分け目を固定している人は
そこから薄くなる傾向があるようです。


下手すれば髪が生えてこなくなる恐れもあるので
髪型は定期的に変えたほうが無難です。


それで自然と治っていくはずですが、
全然治らないときは毛根に直接
働きかけたほうがいいかもしれません。

ダイエットで抜けた髪は戻るが時間がかかる

必要なカロリーをとり、
適度な運動をする正しいダイエットなら
なんの問題もありません。

しかしそのような理想的な方法を
律儀に実践している人は少ないような気がします。

巷ではいつも楽に痩せるノウハウが
出回っているので、正攻法は誰もが
めんどうだと感じていると思います。

でも食事制限をしてもいいことはありません。

栄養分は生命を維持する器官に
優先的に運ばれるようになっています。


髪や皮膚も命に関係ないとはいえないものの、
優先順位的に最後になっています。

だから栄養が不足すると
肌が荒れたり髪がパサパサしてくるのです。


変なダイエットをやめると
髪が元気になる可能性は大いにあります。

しかし食べ物では基本的に
発毛を促進させることはできないので、
回復するにも時間を要すと思います。

さらに更年期以降となると
細胞分裂も鈍くなる
ので
いっそう遅くなると予想されます。

食事だけで不十分と感じたら
頭皮から栄養を補給してみましょう。

秋以外で抜け毛が多い場合は危険信号かもしれない

シャンプーやドライヤーのときに
抜け毛が多いと感じるとあせるものです。

抜け毛が増えるということは
成長が一時的に止まった毛根が
増えた事になります。

しかしそれが秋頃なら問題はありません。

なぜならその時期は
自然と抜け毛が増えるからです。

夏の間のダメージによるものなのか、
生物の仕組みとしてそうなっているのか、
詳しいメカニズムはわかっていません。

人によっては1日に100本以上抜けますが
一時的に増えただけなので大丈夫です。


でも秋が終わってもそのペースが
続いているようなら要注意です。


本数は人によって違うと思うので
一概には言えませんが、
シャンプーの時では
2~30本が普通といわれています。


異常には必ず原因があります。


やったつもりになっていることがないか、
生活習慣をもう一度よく振り返ってみてください。

ストレスを溜め込んでいないか、
寝不足ではないか、
肥満でないか、
無理なダイエットをしていないか、
体温が低くないか、


など考えられることはいろいろあります。

あとは加齢の問題も・・・。

年を取る事は避けられませんが、
成長を休めている毛根を
奮い立たせる方法はあります。

抜け毛に繋がる恐れがある低体温を防ぐ方法

体温が低い人は近年多いのだそうです。

それは加齢やストレスなどが
原因と言われています。


年をとると血管が自然と細くなってしまいます。
それが動脈硬化など血管に関する病気が
増える要因となっているようです。

また、ストレスを受けると
自律神経やホルモンのバランスが
崩れるのでやはり血管が細くなります。

血管が細くなると血流が悪くなるので
体温が低下してしまいます。

低体温は体のあらゆる機能が
低下してしまうので、
当然髪にもよくありません。


頭皮の温度が低い箇所から
抜け毛が増えるという報告もある
ので
体温はなるべくあげたいものです。

おすすめの方法は41℃のお風呂に入る事、
筋肉を鍛える運動をする事、
ストレッチをする事、
疲れたときは横になる事です。

41℃だとちょうどリラックスする温度であり、
筋肉量が多いと体温が上がり、
ストレッチは体をほぐすことになり、
横になると頭皮の血流がよくなります。

あと生姜湯を飲むのもいいですね。


女性は体が冷えやすいので
是非取り組んでほしいと思います。

産後の脱毛がなかなか止まらないときにする事

妊娠中は女性ホルモンが
とても多く分泌されています。

それにより髪が抜けにくいのですが、
出産後はホルモンの量が通常に戻るので
本来抜けるべき髪がどっと抜けます。

でも通常は遅くても半年ほどたてば
自然と抜け毛の数も正常に戻ります。


ところがその期間を過ぎても
なかなか抜け毛の数が減らない人も
中にはいると思います。

原因として考えられるのが
ストレス、骨盤のゆがみ、ダイエット。
このあたりだと思います。


育児はストレスが付き物なので
毎日発散していないと
常にホルモンバランスが崩れている
可能性が出てきます。

そして出産時に骨盤がゆがみますが
変な状態で固定されてしまうと、
子宮を圧迫して血流が悪くなり
エストロゲンが減少することがあります。

そして妊娠時に太ってしまったことで
無理なダイエットに走る事も考えられます。


とにかく心身ともにストレスになる事を
徹底的に避けるようにするのが大事です。


骨盤のゆがみが疑われる場合は
大豆製品をたくさんとったほうがいいですね。

もしくは成長が止まった髪の毛に
直接作用する栄養素を取り入れるのも効果的です。

抜け毛を増やすホルモンバランスの乱れを起こさないようにする

ホルモンは視床下部と下垂体という
部分の命令により分泌されていますが、
それらはストレスの影響を受けやすい場所です。

ほんの些細なことがきっかけで
ホルモンバランスが乱れます。


例えば旅行。

楽しいものですがなれない環境だと
無意識的にストレスを感じている可能性も。

ホルモンのバランスが崩れるということは
女性ホルモンが減るということです。

髪を守ってくれる味方が
減ってしまうのです・・・。


なれない環境にいくだけでなく
不規則な生活でもそれは起こります。
(例えば夜更かしやダイエットなど)

思春期と更年期は自然とそうなるので
仕方ありませんが、不規則な生活は
常に避ける必要があります。


遅くても0時頃には寝床に入り、
6時間半~7時間睡眠をとります。

そして大豆製品を積極的に摂り、
運動をしたり笑ったりして
ストレス解消をします。

よくいわれている薄毛対策と同じですね。
あまり難しい事はないと思います。


それらがどうしても無理だったり
分け目がさっぱり改善しないのなら
髪が育たない状態を治さないといけません。