スカルプdでは脂性肌も乾燥肌も解消できない?特にすごい成分なし

シャンプーは何がいいか迷ったときは
とりあえずスカルプdが候補に上がるかもしれません。

宣伝力だけでなく開発もけっこう気合をいれてるので
よくバージョンアップが行われるめずらしいシャンプーです。

パラベンやシリコン、合成香料や着色料などの余計な添加物は極力排除してるので
安全性も考えられてるので薬局に並んでる
大衆向け悪質シャンプーよりはかなりいいものといえます。

しかし、それで間違いないとはちょっと言いがたいと思います。

まず気になったのは洗浄成分の多さです。

脂性肌用にはなんと7種類も含まれており、さらにはサリチル酸も配合されています。

脂性肌は文字通り皮脂でベタベタしやすい人のことなので、
洗浄力を強めてるのかもしれませんが、
それにしてもそんなに含んでるのは他に見たことがありません。

一応アミノ酸系界面活性剤とのことですが、
はたしてそんなに種類は必要あるのかと思ってしまいます。

また、サリチル酸というのはニキビ治療など
肌トラブルの解消に使われるピーリング剤の一種です。

ピーリングとは肌表面に蓄積した余分な角質を溶かして
皮脂詰まりを解消する施術のことですが、
その成分はアジア人に不向きであるといわれてます。


日本人の肌には刺激が強すぎるということで
医療の現場においても積極的には使用されない成分なのです。

スカルプdには皮脂を溶かす目的で配合されてるようですが、
リスクを増やしてまでそこまでする必要はないと思います。

乾燥肌用にはサリチル酸は配合されてないようですが、
洗浄成分(界面活性剤)がこれまた6種類と多く、
脂性肌用との違いがほとんどありません。

ナノ技術も盛んに謳われていますが、
それは髪と頭皮の水分量を確保するための技術なので
特に変わった効能があるわけでもないです。

むしろ洗浄剤が不自然に多すぎることや
髪がキシキシするという声もきかれることから
脂性肌も乾燥肌も解消できない可能性は十分にあります。


べたつきやフケなどの頭皮トラブルが本当にひどい場合、
一般的なシャンプーはあまり効果的ではありません。

なぜなら医薬品が含まれていないからです。

スカルプdに含まれるフケ・皮脂対策成分はピロクトンオラミンと一般的なものなので
そこまで画期的なものとは言いがたいものです。

本気で対策するならこの医薬品が配合された
シャンプーを使うのが最低限必要なことになるでしょう。

それにより男性ホルモンの抑制や毛根への栄養補給も同時に行えるので
そこらのシャンプーとは明確に違います。


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