msmという成分に秘められた育毛効果|髪には硫黄分が多い!?

髪に良いとか育毛に効果的といわれる成分は
数多く存在していますが中でも最も基本的かつ
重要だといえるものにMSMというものがあります。

日本語になおすとメチルスルフォニルメタンといいますが
言いにくいと思うのでmsmで覚えていただければと思います。

MSMとは天然の硫黄化合物のことです。

硫黄というと火山から発生するちょっと危険な物質
というイメージが強いかもしれませんが
実は健康維持に欠かせない大切な役目を果たしています。

代表的な作用はコラーゲンの正常な状態に保ったり、
炎症を抑えたり細胞・糖質・脂質の代謝を促します。


それによって関節痛やリウマチなどの病気を予防したり
骨や皮膚をはじめあらゆる細胞組織の健康維持に貢献しているのです。

人間だけでなくあらゆる生物の体内に存在しているくらいですので
その重要度は計り知れません。


髪も皮膚細胞の一種ですからコラーゲンはとても重要な成分ですし、
血管を拡張する作用、細胞分裂を促す作用もあるので
MSMは髪の毛の生育にも大きく貢献してくれるのです。

髪の主成分であるケラチンと言うタンパク質はシステインやメチオニンなどの
アミノ酸から作られますがその2つは含硫アミノ酸ともいわれます。

そして髪の毛がとても頑丈な作りになっているのは
ジスルフィド結合というタンパク質の特殊な構造に
よるものですがそれは硫黄なくして出来上がらないのです。

髪を燃やすと独特の臭いを発しますがそれは硫黄分を多く含んでいるからなのです。


ちなみに2001年に厚生労働省から栄養補助食品として
認可されたので安全性もすごく高いと思われます。

一般的にはお年寄りの腰痛や関節炎の症状緩和として
用いられることが多いのですが、今後は育毛界にも
どんどんその名を轟かせてほしいところです。

硫黄はそれほど基本かつ重要な成分だということです。



⇒MSMを含んだ唯一の育毛シャンプー



さらに補足として、MSMは細胞の代謝を促進するということは
細胞が栄養分を吸収しやすい状態にすることを意味します。

つまりMSM単独よりも他の成分と一緒に用いたほうが
育毛効果は飛躍的に高まるということです。


ということでサプリにしろシャンプーにしろ
育毛成分をたくさん配合するのはいいですが
MSMも入れたほうがベストだといえるのです。

msmはけっこう前から知られているので
もうちょっと存在感が出てきてもいい気がしますが
ほとんどの製品に使われてないのが現状です。

その原因は原価が高いからと言われています。

大半の企業はコストを下げることを念頭に置きすぎているので
たとえいい成分だとしても高ければカットすることを平気で行います。

だから世の中の育毛製品の多くはリーズナブルではありますが
効果がほとんど期待できないと考えられます。

この話はMSMに限った話ではないですが
ちゃんとした製品を選ばないと生えるものも生えない可能性は高くなります。


レヴィタシャンプーにはMSMをはじめ
多くの育毛成分を含んだ異端児的な存在でなおかつ値段も抑えれた画期的なものです。

そんな製品は日本には全く見当たりません。


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活性酸素の発生を防いで薄毛を予防する抗酸化成分スピントラップス

薄毛の原因といったら男性ホルモンをはじめ
皮脂による炎症・フケなどがよく取り沙汰されますが
活性酸素についてはあまり語られていません。

活性酸素はあらゆる病気に関与するといわれるほど非常にやっかいな物質です。

老化を促進させるきっかけにもなりうるものなので
当然髪に悪影響がないわけがありません。

活性酸素は完全に悪いものではなく、
むしろ増えすぎなければ体に良いものになります。

それは免疫とも深い関わりがあります。

免疫を司る白血球は体の異物を排除するために
活性酸素を発生させて攻撃するのでいわば体をまもる武器のようなものです。

ただ武器であるがゆえ増えすぎると危険です。

皮膚が赤くなってヒリヒリするのは炎症が起こっているためですが
それは活性酸素が原因になります。

免疫系はよくできたシステムですが完全ではなく
白血球が出動した付近の正常な細胞にも活性酸素の害が及んでしまうのです。

現代人は夜更かしや食べすぎ、喫煙をはじめ
生活習慣が乱れすぎていて活性酸素が増える要因がとても多くなってます。


それが様々な生活習慣病や薄げ人口の増加に繋がっているのではないかと思うわけです。

よって現代人の場合、健康を取り戻すには
いかに抗酸化ができるかにかかっているといえます。

それで抗酸化物質といわれるビタミンCやEなどが注目されるようになってきています。

今回紹介するのは一般的な抗酸化物質よりさらに1歩進んだ優れたものです。

一般的な抗酸化物質はすでに発生している活性酸素を無害にする作用があるものですが、
スピントラップスという成分は活性酸素の発生自体を抑制することができます。


さらにアメリカの研究によると
ビタミン類などの抗酸化物質の働きを補ったり
組織の損傷を改善し毛髪の成長をも助けるとされています。

スピントラップスを頭皮に塗布することで
脱毛を促す原因の1つを断ち切ることができると考えられます。

それはすなわちヘアサイクルを整え発毛しやすい状態へ改善することを意味します。

このような優れた成分は育毛対策の標準となっても
いいような気がするのですが今のところ一部の化粧品にしか
使われていないので非常にもったいない状況です。

育毛剤はもちろんシャンプーにも配合されているものは
ほぼ皆無なのでとても残念でなりません。

いまのところスピントラップスを配合してる製品は
星の数ほどある育毛グッズの中でレヴィタシリーズしか見受けられません。


アメリカのDSラボラトリーズという会社が
発売しているのですが非常に技術力が高いことで有名なので他の製品とは一味違います。

当ブログではスピントラップスが配合された数少ない貴重なシャンプーを紹介しています。


⇒レヴィタシャンプーはトップ記事にて解説しています

ビオチンは毛細血管に働きかけ髪を太くする優れたビタミン成分

ビオチンという成分があります。

それはビタミンB群の一種でビタミンB7やビタミンHと呼ばれることもあります。

髪や皮膚、爪の組織の健康維持にビタミンB群は欠かせない成分の1つ、
つまり育毛的にも大変重要なものです。

ビオチンにはかゆみの原因であるヒスタミンや
筋肉疲労と関係する乳酸の排泄する作用をはじめ、

糖を分解して血糖値を抑える働き、口内炎などの粘膜の炎症を抑えるなど
健康維持にも大変役立つ成分です。

では髪に関してはどう働くのかというと、
皮下組織の毛細血管を太くする作用があります。


皮下組織とは皮膚の最も下にある層のことで
髪の一番根元である毛乳頭もそこにあります。

毛乳頭や皮下組織に伸びる血管は非常に細いため
ひとたび血行が悪くなると髪の生育にすぐ影響し始めます。

血流が悪くなると皮膚の新陳代謝も悪くなるので
どんどん抵抗力も弱くなっていき悪い細菌の害なども受けやすくなります。

血液は健康の要といえる存在なのです。

ビオチンは毛細血管を太くすることで新陳代謝(細胞の生まれ変わり)を活発にし
髪と頭皮の健康維持と寿命を伸ばすことに繋がります。


あとコラーゲンを生成する働きもあるので
美容的に注目されることが多いですが髪の太さもコラーゲンと関係してきます。

ちなみに血行を促進する効能が高いとして
有名な成分にイチョウ葉エキスがありますが
ビオチンはそれ以上と評価されることもあります。


そんなこんなでサプリメントも発売されるほどとても有用な成分なのですが、
ビオチンも他の成分と同様に注意点があります。

水溶性なので過剰摂取してもすみやかに排泄されるため
安全性は高いのですが(1日の目安量は45マイクログラム)
薄毛を治す基本は多様的に行っていくこと。

つまりひとつの対策で改善させることは難しいので
いろいろな対策(成分)を平行していくことが大事なのです。


あとビオチンは腸内細菌で合成させるものですし
目安量が少なくいろいろな食品中に含まれてるので通常は欠乏症になることはありません。

よってサプリを飲んでも効果が実感しづらいと思いますので
ビオチンを用いるなら頭皮に塗布する対策のほうがいいです。

皮膚疾患の治療にも用いられるほどなので
抗炎症作用により抜け毛の増加も抑えられますし
直接頭皮から浸透させることで
より効率的に頭皮下の毛細血管に働きかけることができるからです。

このシャンプーならビオチンをはじめ
髪に良い成分がたっぷり凝縮されているのでふつうの洗髪剤とは一味違います。



カルニチンが育毛効果を発揮するメカニズム|細胞のエネルギーを増やす

カルニチンという成分があります。

それはビタミンと似た働きをもつビタミン様物質として
知られており細胞の活動に関与する重要なものです。
(L-カルニチンと言われることもありますが同じものを指します)

カルニチンはダイエット目的でよく使われていますが実は育毛的に重要な成分なのです。

髪の毛は簡単にいうと細胞が分裂することで出来上がっていくものなので
育毛とは細胞の働きを活性化させたり維持させることを意味します。

薄毛に陥ってる方は髪の細胞が全体的に弱まっているから
ヘアサイクルが狂って育つ期間が短くなり細くて短い髪の割合が増えて言ってしまうのです。

細胞が活動するために必須となるものがアデノシン3リン酸(ATP)といわれる物質で
細胞のエネルギー通過といわれることがあります。

ATPは細胞内のミトコンドリアという組織が
作り出すのですがそのためにはブドウ糖と遊離脂肪酸というものが必要になります。

その2つの成分をミトコンドリアまで到達させる作用をもつのがカルニチンなのです。

いわば橋渡し、仲介役といえる存在です。

カルニチンは体内で合成される物質なので不足することはないと言われてますが
それでも年齢を重ねるごとに合成量は減ってきます。

若いうちはそんなに問題とならないですが
25歳を過ぎるとかなり減りやすいそうなので髪の毛の生育にも影響してくると考えられます。

ただ他の成分でもそうですがカルニチンばかり摂取してもあまり意味がありません。

先ほど説明したとおり、カルニチンは仲介役に過ぎないので
他の栄養素もバランスよく摂ることではじめて効力を発揮するものだからです。


ちなみにカルニチンによって脂肪の燃焼したという報告は一切ないので
ダイエット的にもそれを単独で摂ることはおすすめできません。

肥満は髪にとってもよくないことですが
成分に頼るより運動や規則正しい食生活を送るほうが何十倍も大事なことになります。

少し話がそれましたが、
カル二チンを育毛対策で用いる場合はサプリを摂取するより
シャンプーなどで頭皮に塗布する方法の方が合理的となります。

カルニチンが含まれたエキスを塗布することで
細胞のエネルギー通貨といわれるATPが増加することはすでにわかっています。


それにATPは全身の細胞でも使われるものなので経口摂取より外用で用いたほうが
ピンポイントで薄毛部分にアプローチできますしサプリ代の節約にもなります。

ただカルニチンを含むシャンプーはなぜかほとんどありません。


⇒カルニチンを含む貴重なシャンプーとは?


ルイボスエキスの優れた効能とは?頭皮の炎症と酸化を抑制する

ルイボスという植物をご存知でしょうか?(またはルーバスとも言われます)

南アフリカの一部の地域にのみ自生する固有の植物で
近年は健康効果が高いと注目されるようになってきました。

その効果の秘密は強力な抗酸化能力があるからです。

体の中では常に活性酸素が発生しており、
それが病原菌や細菌を退治してくれるのですが多すぎると問題が起こります。

活性酸素はとても酸化力が強いので
必要以上に増えてしまうと正常な細胞まで傷つけてしまい
様々な病気や老化の引き金となってしまいます。

一説には病気の90%は活性酸素が関与しているといわれているくらいです。

当然、活性酸素は髪にも悪影響を及ぼすと考えられます。

頭皮は刺激を受けることが多いことから
皮脂腺の量が体の中で最も多く存在しています。

そのため皮脂の分泌量がとても多く、
酸素に触れるとすぐ酸化して過酸化脂質という物質を生み出します。

過酸化脂質も活性酸素の一種なので頭皮の炎症に繋がる恐れが出てくるのです。

ただ頭皮を清潔にしてればいいということはありません。

たとえべたつきや痒み、フケなどがなくても
体の中で活性酸素を増やす要因がとても多いので油断はできないのです。


たとえば睡眠不足や深酒、タバコ、添加物が多い質の悪い加工食品やファストフード。
あと運動不足やストレスだってそうです。

そういうものと接する機会が多い方は活性酸素が多く発生している可能性が高いです。

ルイボスが育つ場所はセダルバーグ山脈という高地なので
紫外線の影響が強く昼夜の寒暖差が激しい過酷な場所です。

植物は基本的に紫外線を常に浴びていることから
抗酸化能力を身につけているものなのですが
ルイボスは場所的に特に強く進化した植物なのです。

そしてセダルバーグという場所は大昔は海の底であり、
ルイボスエキスのミネラルバランスは
当時の海とほとんど同じだということがわかっています。


古代の海は人間の細胞が活動するのに最も適しているといわれていいます。

ということでルイボスは神経症やアレルギー、
胃腸の諸症状をはじめあらゆる体の問題にアプローチできるものといえます。

ちなみにルイボスエキスを頭皮に塗ると
髪はどうなるのかという臨床実験が行われたことがあり、
9割の被験者の髪が伸びるスピードが向上した、という結果が出たそうです。

あとアレルギー症状などの副作用もなかったので安全性も極めて高いものといえます。

お茶として摂取することが一般的ですが、
頭皮に塗ることも大変有効なのではないかと思われます。

茶葉を買えば育毛剤を作ることができますが
少し手間なのでルイボスが含まれた育毛製品を使ったほうが効率的です。

ただ残念ながら配合してるのはごく一部に限られますが…。


⇒ルイボスエキスなど育毛成分を多数配合したシャンプー

銅ペプチドと育毛の深い関係|抗炎症作用と毛母細胞の活性化!

人間の体にはわずかしか含まれていなくても
それがなくては生命を維持できないほどのすごく重要な成分が存在しています。

それが微量金属元素、つまりミネラルのことです。

今回はそのひとつである銅に焦点をしぼります。

銅は細胞のエネルギー源であるATPの産生や
コラーゲンの生成・抗酸化作用を有するミネラルです。

髪も細胞の働きによって作られるものなので
銅と髪は切っても切れない関係にあるといえます。

ということで銅を頭皮から補給することで育毛効果が期待できるのですが
実は銅は皮膚から吸収しにくい欠点があります。

それを解決したのが銅ペプチドです。

ペプチドはアミノ酸が複数繋がった特殊な結合体のことをいいますが、
それに銅をくっつけることで吸収性が上がります。

銅ペプチドは細胞の働きを活性化させる働きがあるので
傷口の治りをよくしたりニキビ対策になるのですが
毛母細胞を大きくする作用もあるのです。


サンフランシスコ大学の研究者が偶然発見したもので
患者の傷が3割早くなったうえに傷口の周りから毛が生える副作用が確認されたのです。

そのことから育毛的にも注目されるようになり
ほとんど髪がなかった女性に使用したところ
半年ほどで全ての髪が戻ったという驚愕の結果がでたこともあったといいます。

毛母細胞は髪の毛そのものになる重要な細胞です。

それが日々分裂するから髪が成長するのです。

毛母細胞が大きくなるということは
それほど太い髪が作られやすくなったということが考えられます。


あと銅ペプチドには休止期を短くして成長期を長くするという効果も確認されてます。

休止期とは髪の成長が完全にストップした状態で成長期はその逆の常態になります。

それらの時期をひっくるめてヘアサイクルといいますが
男性型脱毛症(aga)にかかるとそれが狂ってしまいます。

通常なら成長期は数年も続くものですが薄毛の方は休止期が長い髪の割合が多くなります。

ヘアサイクルの正常化こそが薄毛脱出の鍵なのですが
それは毛母細胞に働きかけるだけでは実現できません。

銅ペプチドには他にもヘアサイクルを狂わせる要因に働きかけている可能性があるのです。

ヘアサイクルを狂わせる最大の原因はジヒドロテストステロンという悪玉男性ホルモンですが
銅ペプチドはそれを生み出す酵素である5αリダクターゼを抑制する作用も確認されてます。


ということで銅ペプチドはプロペシアとミノキシジルを
あわせたような効能を有している可能性があります。

効力の強弱はさておきそんなすごい成分は使わない手はありません。

ちなみに銅イオンが髪にダメージを与えるという情報が最近流れてますが
実験で使用された水と実際の水とでは濃度が全然違うので
全然あてになりませんのでその点は全く気にしなくていいと思います。

※銅イオンと銅ペプチドは別物です


⇒銅ペプチドを配合したシャンプーはトップ記事で解説しています

エミューオイルの髪の健康に欠かせない2つの効能|細菌と酵素の抑制

人間の肌は細胞と水分と油分などで構成される組織で
それらが機能することで健康を維持しているともいえます。

どれもすごく重要なので1つも欠く事はできませんが
今回は油分に焦点を当てたいと思います。

あぶらと聞くとベタベタして気持ち悪いとか
臭いが気になるとかそういうイメージをお持ちかもしれませんが
油分がないと肌は正常な状態を維持することができません。


特に重要なのは不飽和脂肪酸といわれる成分で、
細胞の働きを促進して皮膚の再生を担ったり炎症を抑制したりする働きがあります。

よって女性が使う化粧品としてよく使われるのですが
髪も皮膚の一部ですから非常に関係が深いです。

つまり育毛とも深く関わる要素といえるので、
油分を補給することはとても重要な対策の一つとなります。

油分を補給するといっても肉やてんぷらなどから
摂取するのではなく人間の皮膚の性質に近く
とても良質なオイルを頭皮から塗る方法になります。

エミューオイルをご存知でしょうか?

オーストラリアに生息するエミュやダチョウなどの
飛べない鳥から採取できるオイルなのですが、
その主成分がさきほどいった不飽和脂肪酸の一種である
パルミチン酸とオレイン酸になります。

7割ほどがそれらの脂肪酸で構成されているので
人間の皮膚の構成とPHと酷似しており瞬時に肌の奥まで浸透することができます。

しかも毛穴に詰まることはないのでそれが原因でニキビ(炎症)のリスクがなく
アレルギー反応もほとんど起こらず安全性もすごく高いです。


そして注目すべきは髪への恩恵です。

エミューオイルにはフケの主因となる真菌をはじめ
ブドウ球菌やサルモネラ菌といった細菌類の繁殖を抑え
製品の品質を保持する働きがあります。

薄毛に悩む人はべたつきやフケも同時に発症してる
パターンが多く抜け毛を増やす要因が多い特徴があります。


ベタツキをオイルで解消するという発想は
おそらくあまりなかったと思いますのでちょっと意外だったかもしれません。


さらに注目すべきは5αリダクターゼ抑制作用です。

それは薄毛の最大原因物質であるジヒドロテストステロンという
男性ホルモンを作り出す酵素のことですが
エミュオイルはその作用も兼ね備えているのです。


実際にボストン大学で実験が行われたことがあり
全く活動していない毛根の8割が活動を開始したといいます。

AGAになると成長期の髪が少なくなり、
逆に休止期の髪が極端に増える特徴があります。

エミューオイルはその危機的状況から脱するための一法となりえるのです。


ちなみに肌荒れや抗酸化に役立つビタミンA、
血行促進や細胞の新陳代謝を促すビタミンE、
皮膚炎の発症を防ぐビタミンFも含まれており、まさに至れり尽くせりといった感じです。


こんな良質なオイルがなぜヘアケアグッズの
ほとんどに使われていないのか不思議でなりません。


⇒エミューオイル配合シャンプーに興味があるならこのページを御覧ください

りんごポリフェノールの一種プロシアニジンb2に秘められた育毛効果

身近な食物の中にも非常に優れた成分が隠れている場合があります。

その1つがりんごに含まれるポリフェノールです。

リンゴポリフェノールには活性酸素の発生を抑制し、
消去させる抗酸化作用にフケの主原因となる
真菌類の繁殖の抑制、抗アレルギー活性作用を有します。

そして日本の研究においてミノキシジルやフィナステリドと
似た効能があることも最近判明し大変注目度が高い成分です。

1センチ四方に23本もの激的な毛髪の増加が確認され
プロペシアの有効成分であるフィナステリドよりその効果が高く、
ミノキシジルとほぼ同じ増加率を記録したとのこと。


ちなみにその研究は臨床試験なので人間を対象に行われたものになります。


動物実験だけのデータではないので信憑性はかなり高いと思われます。

余談ですが当初は半年の二重盲検臨床試験だったらしいですが
リンゴポリフェノールを使用したグループに明らかな結果が見られたことで
試験期間を1年に延ばしたといいます。


りんごポリフェノールには色々種類がありますが、
中でも効果的といわれてるのがプロシアニジンb2という成分です。

それはさきほど紹介した試験でも使われた成分で
繰り返し使用することで髪の太さが8割も向上したという
驚くべき発展を遂げたケースも確認されています。

さらに被験者の男性9人の毛髪の直径が平均で78%も増えていたというから驚きです。

比較用の擬似溶液(プラセボ)を使用した10人の男性には
変化が見られなかったそうなのでその差は明らかです。


人間以外でもすごい結果が出ています。

マウスの上皮細胞が成長活性度合いが通常より300%も増えたという報告もあります。

髪の毛は皮膚が変化したものであり、
どちらも細胞が分裂することで作られるのでその結果も大変注目されるべきものでしょう。

あと被験者に頭皮のかゆみや湿疹、剥がれなどの
皮膚障害は一切確認されなかったので安全性もかなり高いものだと思われます。

それで上記のような結果が出てるので今後は育毛に欠かせない成分になりそうです。

特に注目は育毛薬と似た効果があるということと、抗酸化力が強いという点です。

全てのメカニズムは判明していませんが、
もしかしたらAGAの原因である悪玉男性ホルモン(DHT)を
抑制したりそれにより発生するTGF-ベータという
薄毛に関係するタンパク質の働きを抑えてるのかもしれません。

活性酸素の害についてはすでに体に悪いことが分かっており、
髪にも当然いいものとはいえません。


抗酸化は健康を維持する最大の鍵の1つとなります。

健康が損なわれると髪に送られる栄養素や酸素が十分に行き渡らなくなるものなので
抗酸化力が強い成分はとても重要な意味があるのです。


研究は最近といっても2000年に行われたので
もうだいぶ経っていると思うのですがまだまだ配合した商品が少ないのが現状です。

特に日本では全く見かけたことがないので
非常にもったいない(遅れてる)といわざるを得ません。

おなじシャンプーを使うにも漢方ばかりでなく
リンゴポリフェノールをはじめ育毛効果が高いとされる成分を配合したもの
使ったほうがよっぽどあなたの髪のためになります。


カフェインの髪の毛に対する驚くべき効果|男性ホルモンの働きを抑制

日々寝不足に襲われる現代人にとって眠気覚ましアイテムは必須になってる状況です。

その中でも定番といえるのがカフェインです。

コーヒーや紅茶・緑茶などに含まれる刺激成分で一度はお世話になってると思います。

そのカフェインが髪の毛と深い関係にあることをご存知でしょうか?

カフェインには5α(アルファ)リダクターゼという酵素の一種を抑制する働きがあるのです。

その酵素は男性ホルモンのテストステロンと結びつくと
ジヒドロテストステロンというホルモンに換えますが、それが薄毛の主原因物質になります。

それによりAGA、いわゆる男性型脱毛症が起こるのです。

AGAの治療に用いられるプロペシアもまた、
5αリダクターゼを抑制することで薄毛の進行を抑えるという流れですので
カフェインはとても理に叶った効能があると言えます。

もちろん薬の方が効果が上だと思われますが
薬でも完全には男性ホルモンを抑制できないので他の成分で補うこともすごく重要になります。

薬だと効能がひとつしかないですが、
自然の成分はいろいろな効能があるので思わぬ恩恵を得られることにも繋がります。

例えばカフェインだと利尿作用を促進するので尿意をよく催すようになりますが、
それにより血中のジヒドロテストステロンを排泄することにもつながるといいます。

ちなみにドイツのイェーナ大学ではカフェインと育毛の実験が行われたことがあり、
その結果、髪の伸び率と寿命が共に4割前後も増えたと報告しています。


あとカフェインはアデノシンという体内物質を抑えることで眠気を抑制する働きがありますが、
アデノシンは細胞のエネルギーを生み出すのに必要なものでもあり、
髪の毛の成長にも欠かせないことが知られています。

よってカフェインは育毛的にあまりよくないという指摘もありますが、
飲みすぎなければ問題はないと思われます。

そもそもカフェインでの育毛法は経口摂取ではなく
頭皮からのアプローチが基本となる方法です。

もし飲み物で髪の毛に効果的と言えるまで賄おうとすると
何十杯も飲まないといけないとされてるので全く現実的ではありません。


ということで過剰摂取に関してはあまり神経質にならなくてもいいと思います。

ではカフェイン飲料を頭にぶっかければいいのかというと、
それまた面倒でもったいない話ですので、
シャンプーで塗布した方がよっぽど効率的です。

あとから紹介するシャンプーにはカフェインだけでなく
頭皮のべたつきをはじめフケや炎症を予防する薬用成分に
育毛を促進する成分がふんだんに配合されています。


⇒その辺に売っているシャンプーとは一味違ってものとなっています


システインと髪の深い関係|タンパク質「ケラチン」の主要成分

システインと言うアミノ酸をご存知でしょうか?

体内で合成できるということで
非必須アミノ酸と分類されてますがその働きは非常に重要です。

髪の毛とも関係が深いので育毛対策では欠かせないといっても過言ではありません。

シミを薄くする美白効果があるので
女性の美容向け成分としても知られていますが効能はそれだけに留まりません。

システインは髪の毛の構成そのものに関わっているのです。

髪はタンパク質でできていますが、その大部分はケラチンで占められています。

ケラチンはいろいろなアミノ酸が合体して
作られるものですが中でも一番多く含まれてるのがシスチンというアミノ酸です。

そしてシスチンというのはシステインが2つ結合して作られるアミノ酸なのです。

よってシステインは髪の毛を間接的に形作る大変重要な成分のひとつなのです。

ちなみに髪はジスルフィド結合といってとても丈夫な作りになっています。

ハサミでは簡単にきれますが手でやろうとすると
なかなか切ることができませんよね。

あの細さでこれほどの強度があるということは
それほど結合力が強いということになります。

しかし、材料が不足するとたちまち結合力が弱まり、ハリもコシもない髪になってしまいます。

すると必然的に髪が細くなってしまい、
地肌が透けてしまうことにもなりかねないのです。

他にも髪を太くすることに貢献するコラーゲンの生成や
飲酒により増えたアセトアルデヒドという有毒物質の解毒、
抗酸化作用により肝臓をはじめ様々な内蔵を活性酸素から守る、
そして目の網膜の修復にも役立っています。



このことから現代人の生活がいかに髪が減りやすいかが見えてきます。


現代はパソコンやスマフォなどの電子機器に溢れており、
目が慢性的に疲れている人だらけです。

ゲームをする人もすごく多いですよね。

酒は少量ならまだいいですが飲酒が習慣づいてる人は
たくさん飲んでしまう傾向があり、毎日のように肝臓を酷使してしまっています。

そして不規則な生活が続くと自律神経のバランスが崩れて
有害な活性酸素の量も増えてしまいます。


現代はシステインを大量消費する時代ともいえるのです。



システインはメチオニンというアミノ酸を元にして
肝臓から生成されるので不足はまずないと言われますが
意識的に摂取することは大事だと思います。

サプリで摂ってもいいですが偏ってもいけませんので
なるべく野菜や果物、魚介類、卵など自然の食品から取っていったほうがいいですね。

もちろん加工食品は基本的にNGです。

添加物が体に多く入るとまたその解毒の為に
システイン以外のアミノ酸も消費されることになります。

頭皮につけても髪の成長に貢献できると思うのですが
スカルプケア用品にはあまり使われていないのが現状です。

皮脂汚れを適度に洗い流したりフケを解消する成分など
そっちばかり注目されがちですが育毛を促進するなら
もう1歩先をいく考え方が必要になります。


⇒育毛も意識された数少ないシャンプー