これまでのまとめ 一つ一つの対策の積み重ねが育毛にツナガル

これまでいろいろ育毛に関して
大事な事をお話してきましたが、
育毛対策に裏技は一切ありません。

最近は便利な手術がありますが
それを除けば正攻法しかないです。


食事に関しては、

薄毛に効く食べ物はちらほらありますが
それを大量に食べたところで
必ず生えるわけがありません。

髪は体の健康の上に立つものなので
いろんな栄養を摂っていかないと
話になりません。


ヘアケアに関しては、

頭皮をどんなにいいシャンプーで洗っても
所詮は表面を綺麗にしているにすぎず、
髪の成長とは全然関係ありません。

でもヘアケアは脱毛予防対策になるので
手抜きをしてはいけません。
(マッサージはシャンプーのときだけ)


どんなことでもそうですが、
結果はすぐには出てきません。

薄毛対策は最低でも半年は続けないと
効果が出ないといわれます。
(年をとるともっとかもしれません)

途中で手を抜いてしまえば
効果がでる時間がどんどん遠ざかるので
毎日続けられるかが一番重要なのです。

それは育毛剤を使っていても同じです。
不健康な生活をしていては意味がありません。

結果がでないと悩んでいる人は
もう一度気合をいれて臨みましょう!


育毛剤は使いたいのなら
ヘアサイクルに効くもの
選んだほうがいいですね。

ヘアサイクルは加齢で短くなるので延ばす対策をする

髪は成長期→退行期→休止期→成長期
というサイクルを繰り返しています。

成長期は文字通り髪が育つ期間で、
退行期は成長が止まる期間、

そして休止期は髪が抜け、
新しい毛が生えてくる時期です。


当然成長期が長いほうが
太くて長い髪の毛が出来上がっていきますが、
それが年を取るにつれて短くなってしまいます。

一般的にそれは壮年性脱毛症といい、
髪が十分に成長しきらないまま
抜けていってしまうのです。


ヘアサイクルは生活習慣の改善や
運動、マッサージでは変える事ができないため
短くなるととても困るわけです。

(男性だとプロペシアがありますが
年をとると効果が薄れるといわれています)


どんなにすばらしい栄養をとっても
髪が成長する時期になっていないと
お話にならないんですね。


そこで漢方の力を借ります。
漢方はいわゆる薬草ですね。

ふつうの食べ物にはない効能が
ある場合が多いためとても不思議で
優れたものだと思います。


その一つの桑白皮には、
休止期から成長期に促す効果があるといいます。

もしケアをしっかりしているのに
髪がさっぱり元気にならない場合は
桑白皮エキスを試して見るといいでしょう。

産毛が生えても太くならない時はケアが不十分かもしれない

なんとかケアをがんばって続けて
産毛が生えたと喜んだのもつかの間、

それからさっぱり成長しなかったり
早々に抜けてしまうという事態に
陥る経験をしたことがあるかもしれません。

毛根も年をとるので十分に成長できず
抜けてしまうことがあります。


あと男性ホルモンが邪魔している場合は
当然成長しにくくなります。

他に考えられる事と言ったら
ケアがだんだん雑になってきたことや
ストレス、肩こりなど
があるかもしれません。


産毛が生えてきたからといって
必ずそれが成長するとは限りません。

髪の成長を促すたんぱく質は
ストレスで活動時間が短くなりますし、
血行不良も起こして体温が下がり、
栄養分も滞りがちになるでしょう。


異常には必ず原因があります。
年をとるとただでさえ
健康的に不利になっていくので、

日々の生活といえど
油断してはいけません。

とは言ったものの、
ケアの手は抜いてはいないのに
全然育たないという声が聞こえてきそうです。

体質は人それぞれですので
同じケアでも同じ結果がでるとは
限らないのも事実です。

これ以上何をしていいかわからなくなったら
漢方エキスで補ってみてはいかかでしょうか。

髪が濡れたまま寝るとダメージヘアになるので完全に乾かそう

たぶん多くの人は洗髪したあとは
すぐドライヤーで乾かすと思いますが、
そうでないなら行動を改めましょう。

髪が濡れている状態というのは
水分を多く含んでいて
膨らんでいる状態になってます。

それで髪の表面を覆っている
保護膜のキューティクルに
わずかな隙間が生じ、
痛みやすくなっています。


そんな状態で寝てしまうと・・・
寝返りで髪がこすれて
どんどん痛みが蓄積します。


あと細菌も繁殖しやすくなるので
いいことはないわけです。

だから髪を洗ったあとは
ドライヤーですぐ乾かす習慣

身に付けてほしいと思います。


ドライヤーの熱も高温なため、
本当は髪にいいものではありませんが、
ずっと濡れた状態を放置するよりは
断然いいですね。

ドライヤーは20センチ以上頭から離し、
2秒以上同じ箇所に風を当てないようにします。

(そのときなるべく頭皮に当たらないように)

そうそう、バスタオルで
髪を拭くときは擦らないで、
押し当てて水分を吸収するだけにしましょう。

リンス、トリートメントが必要な人は限られています

リンスやトリートメントを使うか
迷っている人がいるかもしれません。

それは人それぞれの状況で異なります。

まずリンスですが、
ダメージヘアが気になるときや
石鹸シャンプーを使っている場合
は必要です。

例えば永久染毛剤で染めている人は
髪が痛みやすいので
切れ毛を出さないためにも
定期的に使うべきです。

石鹸シャンプーの場合は
髪がアルカリ性に偏るので
専用リンスで弱酸性に
戻さないと髪が痛みます。


次にトリートメントは、
同じくダメージヘアが気になるときや
紫外線を多く浴びるとき
に必要です。


帽子や日傘だけだと
あまり紫外線はカットできないので
UVカット用のトリートメントで守るのです。

長時間外に出ないと
いけない場合に効力を発揮します。


逆に言うと、
上記に当てはまらないなら
リンスやトリートメントは
無理に使う必要はない
、ということです。

すすぎ作業が増えますし、
髪を生やすことにもならないので
基本はシャンプーだけで十分ですね。


シャンプーに加えるとしたら
成長期に促す育毛剤くらいでOKです。

シャンプーは年を取ると特に毎日する必要はありません

いつの頃からか、
洗髪は毎日することが
常識になってる感じです。

でも実際はそうではありません。

とくに新陳代謝が鈍くなってくる
更年期以降の人は回数を減らすべきです。


秋と冬はさらに新陳代謝が鈍くなるので
40代、50代の方は4日に1回にします。

(春と夏は3日に1回)

どうしても毎日洗いたい時は
お湯だけで洗う日も設けましょう。

あくまでシャンプーは数日に1回です。
(ひどく汚れてしまった場合は別です)


ついでに洗い方ですが、
まずブラッシングをして
ホコリなどの汚れをとります。

次にぬるま湯でしっかり濡らし、
シャンプーをお湯で薄めて
よく泡立てます。

そして頭皮をマッサージするように
指の腹や掌で洗います。

痛かったり違和感がある箇所が
老廃物がたまっている場所
なので
重点的に揉み解します。

最後にフケや炎症の原因にならないように
これでもかというくらいすすぎます。


ちなみに育毛剤を使ってる場合は
洗髪したあとのほうが効果が高まります。

(つけるのは髪を乾かしたあとにしましょう。)

間違ったシャンプーの知識を持っていると髪は生えない

シャンプーだけでもいろんなものがありますね。
どちらかというと高いシャンプーがいいと
感じるかもしれません。

確かにその変のドラッグストアなどに売ってる
シャンプーよりはよく研究されていて
いいものであると思います。

シャンプーの理想像としては
香料や石油が原料の成分がはいっておらず、
洗浄力がふつうであること
です。

高いシャンプーは大体それを
満たしていると思います。


ですがその条件を満たしていないからといって
薄毛を助長するかと言ったらそうともいえません。

自分の肌に合っていないシャンプーで
肌荒れを起こした場合は別ですが、
シャンプーが抜け毛を起こしたり
髪を生やしたりするものではないからです。



役割は頭皮の汚れを落とすこと。
それ以上でも以下でもありません。



だから高いシャンプーを買ったからといって
髪が生えるということにはなりません。

本当に大切な事は
普段から体に負担をかけない生活をし、
しっかり栄養を取る事です。

実際シャンプーより
しっかり髪が育つ方法に力を注ぎましょう。

パーマやカラーは程々にしないとボリュームが減ります

ボリュームが減る要因は何も
加齢や男性ホルモンのせいだけではありません。

髪にダメージを与える事による
切れ毛の増加によっても起こります。


白髪染めをしたくなったり、
ボリュームを見た目でごまかそうと
パーマをかけたくなるかもしれません。

絶対ダメとはいいませんが、
それらはほどほどにしないと
すごく髪に悪いです。

少なくとも白髪染めは
天然成分のヘナを用いましょう。


ヘナなどの一時染毛剤は
色持ちが悪いですが
負担が少ないメリットがあります。


面倒なら永久染毛剤か
半永久染毛剤でいいですが、
パーマの前後一週間は
染めないようにします。

染める頻度は
2ヶ月に1回くらい
したほうがいいでしょう。

染めたあとは頭皮に成分が
付着している可能性があるので
しっかり洗うようにしましょう。


あと言い忘れましたが、
初めて使うものは
アレルギーパッチテスト
したほうがいいですね。

下手をすると命にもかかわります。

帽子やウィッグでまずハゲないが注意はしましょう

帽子やヘルメットを被ると禿げるといいます。
その根拠は頭皮環境が悪くなるからでしょう。

帽子を被ると頭皮はよりいっそう
高温多湿な環境になります。

それで細菌が増える事により
頭がかゆくなります。

それだけでなく皮膚炎を起こす
リスクも高まるのでよくない

というわけです。


でも1日の終わりに
ちゃんと洗い流せば問題ないですし、
必ず皮膚疾患が起こるともいえないので

帽子やウィッグがそれほど
危険というわけでもありません。


むしろ晴れてる日は被るべきです。
紫外線を多少なりともカットできるので。

(紫外線は年がら年中、どんな天気でも
降り注いでいるので外出するときは
常にかぶってもいいです。)

紫外線で極端に髪は痛みませんが、
ダメージヘアが気になっている人は
少しでも防いだほうがいいかもです。


頭皮環境がすごく不安なら
育毛と同時にできる対策をします。

髪を洗いすぎても脱毛する恐れがあります

ふつうは綺麗にすることはいいことです。

でも頭皮の場合は洗いまくれば
いいというものではありません。

頭皮は常に皮脂という脂で
覆われています。
これは紫外線や細菌などから
頭皮を守るためにあるものです。

シャンプーをしすぎると
皮脂を洗い流しすぎることになり、
体は不足分を補おうと
たくさん皮脂を分泌するようになります。

あと乾燥肌の人は乾燥が進むでしょう。

どちらの場合も頭皮にいい状態ではないため
脱毛を増やすことに繋がりかねません。

前にもお伝えしましたが
50代ともなると新陳代謝は
けっこう鈍くなっているので

洗髪は3,4日に1回で十分です。
間の日に洗いたくなったら
お湯だけにしましょう。

1日に何度も洗うのはもってのほかです。
それは20代でもしてはいけないことです。


それと、洗髪する事で
髪が生えてくることはありません。


要は維持するための対策なので、
ボリュームアップさせるためには
また違うやり方が必要になります。